産業用機械の扉の種類について | 機械器具設置や機械整備・メンテナンスの求人は尼崎市のアダチ機械設計

こんにちは！兵庫県尼崎市・兵庫県神戸市などの地域を施工エリアとして、機械設置・機械メンテナンスなどの多種多様な施工依頼をお受けしている株式会社アダチ機械設計です！
工場を訪れたことがある方はご存じかもしれませんが、工場で使われている扉は一般的なものとは異なる仕様になっています。
そこで今回のコラムでは、産業用機械の扉の種類をご紹介します。

産業用機械の扉について

産業用機械の扉は、機械がある工作フロアと外の開放・遮断を切り替えるという役割があります。
扉には目的に対応したさまざまな開き方があり、建物のドアで一般的な開き扉や引き戸などは、最も普及している扉の方式でしょう。
他にも上下に昇降する昇降扉や、省スペースになっているスライド扉などのさまざまな扉があります。

開き戸・引き戸

開き戸とは、蝶番でフレームと戸板を繋ぎ、そこを軸としながら戸版が開閉します。
片開き戸と両開き戸があり、構造がシンプルで設計が比較的容易なので、コスト面も良心的です。
その一方で、扉の開閉スペースが必要なので、狭いスペースには不向きな扉です。
引き戸は、溝やレールを設置して左右に戸をスライドさせる開閉方式になっています。
単純な機構なので自動扉にも採用されることが多く、開けた扉が前に出ないため、開閉スペースが狭くても設置可能です。
その一方で、引き戸よりも構造は複雑なので、コストがかかる可能性もあります。

リンク式スライド扉

リンク式スライド扉は、リンク機構で扉が動く軌跡・角度を変化させながら動作ができる扉です。
新幹線や大型バス、トランクのハッチなどに採用されており、扉の軌跡や角度は自由に設定できるので、開き戸では開閉スペースがなく、引き戸では戸袋のスペースがない場合でも、この扉であれば設置できる可能性があります。

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